おすすめクッションフロア 貼り方とポイント (賃貸DIY)

ミニマリズム

家中の床にクッションフロアを敷いてみました

暗い茶色の床が一気に明るくなり気分爽快です

この記事ではおすすめのクッションフロアや貼り方、注意点をお伝えします

Before
After

クッションフロアとは

クッションフロアとはシート状の防水加工がされている床保護剤です

床に貼ることで床の傷や汚れ、濡れによる傷みを防いだり、柔らかい素材で衝撃を吸収します

安価で初心者でも試しやすいのが特徴です


ウッドカーペットとの比較

ウッドカーペットは木材を使ったカーペットで、薄い木材の下にカーペットが貼ってあります

本物のフローリングのような見た目が特徴で以前はこちらを使用していました


クッションフロアに変えたのは大理石柄に変更したかったことと、

隙間に埃が溜まることが気になっていたからです

ウッドカーペットは何度でも使えますが、引っ越しは重く持ち運びも大変です

持ち運びには板に腕が挟まり怪我しました

細い板が連なっているため丸めるとわずかな隙間に何度も腕が挟まり痛い思いをしました

処理も大変なので地元掲示板で譲り、使い切りのクッションフロアに変更しました

それぞれメリットデメリットが異なるので、目的に合ったものを選びましょう

クッションフロアのメリットデメリット

  • 初心者でも貼りやすい
  • 軽い
  • 安い
  • 安っぽく見える
  • カットできて加工しやすい
  • 継ぎ目処理可能
  • 使い切り
  • デザインが豊富
  • 粗大ゴミ処分で有料

ウッドカーペットのメリットデメリット

  • そのまま敷くだけ
  • 重い
  • 高い
  • 本物のフロアに見えて完成度が高い
  • カットしたり加工はしにくい
  • 段差に埃が溜まる
  • 何度も使える
  • 木材のデザイン
  • 粗大ゴミ処分で有料

おすすめクッションフロア

おすすめクッションフロア

私が選んだのはサンゲツのクッションフロア石目調182㎝幅です

薄い大理石柄で白みがかった色のルチコーゾ(HM-10107)をチョイス

部屋が一気に明るくなって気に入ってます


他にも軽くて貼りやすいハーフサイズ(91㎝)や粘着テープ付きもありましたが、

コスパの良いオーソドックスなものにしました

柄はパターン柄がおすすめです

パターンとは、木目や四角など同じ幅や大きさが並んでいる柄です

柄の数で大体の大きさを見積もれるし、デザインがガイドラインになって切りやすいです

私の選んだルチコーゾも四角が並んでいてデザインのラインに沿って切れました

貼りにくさや重さを多少心配しましたが、長めの4.3mロールでも女性1人で持ち運べました

重みがあることで自然と貼る部分に圧がかかり貼りやすかったです

クッションフロアの必要物品

クッションフロアを貼り付ける際はいくつか用意するものがあります

私が用意した物はこちら

  1. 両面テープ
  2. マスキングテープ
  3. 継ぎ目接着剤
  4. カッター
  5. 木ベラ

下のような便利セットも販売しており、私はこちらを買いました

両面テープ、カッター、継ぎ目処理剤、木ベラの4点が入ってます


この4点にマスキングテープを追加しました

両面テープを直に床に貼りつけると剥がす時に床材まで剥がしてしまうため

貼って剥がせるマスキングテープを貼ることで床材が剥がれるのを防止します

マスキングテープの幅は両面テープより幅広にしましょう

私は両面テープ50mm、マスキングテープ100㎜を選びました

倍幅ならどんなにぶきっちょでも雑でも早々はみ出ることはありません

マスキングテープのサイズ種類は豊富です

写真で幅広に見えても2個入り3個入りで幅広に見える場合があります

商品の幅をよく確認してから購入しましょう

セットの両面テープは1つしか入っていないので別途購入します

参考までに私は9畳のリビングで2個半、1Kのキッチン脱衣所トイレで1個消費しました

両面テープが無くなると作業を中断することになります。まとめて購入しておきましょう

美しい仕上がりにしたい方はコーナーカッターやジョイントローラーも追加しましょう

コーナーカッターは壁際に沿ってクッションフロアをカットするので端も綺麗に仕上がります

ジョイントローラーは床とクッションフロアを押し当てて空気を抜き、貼りムラや浮きを防ぎます


クッションフロア 貼り方のポイント

【下準備】裏返しにして巻き直す

クッションフロアはデザインの表面が見えるように巻いてあります

これを裏返しにして裏面が見えるよう巻き直します

これで貼る進行方向にロールが乗り自然と圧がかかり貼りやすくなります

少々手間ですが、このひと手間でとても貼りやすくなります

【マスキングテープ】オーバーサイズで等間隔                             

オーバー気味にはみ出して貼ることで継ぎ目(クッションフロアの間)にテープが載り、隣のクッションフロアも貼りやすくなります

等間隔だとクッションフロアがしっかり伸ばせて貼ることができ、浮きや貼りムラを防ぎます

【両面テープ】横⇒縦の順序で

 クッションフロアは壁際に水平に置き、両面テープのはく離紙を剥がしながら貼っていきます

横向きのはく離紙を一度に剥がせるとロールを水平に転がせるので貼りやすいです

ちなみに右写真は縦⇒横に貼ってしまいました

上部の格子中央は横が途切れたため貼りづらかったです

横⇒縦に貼るのがおすすめです

横⇒縦に貼らなかった例

【カット】オーバー気味に強めにカット

余ったクッションフロアを木ベラや定規に沿ってカッターで切ります

床を傷つけないようソフトタッチに切ると切り残しが出て二度手間になります

微修正ができるよう気持ちオーバー気味に、切り残しがないよう強めにカットしましょう

コーナーカッターを使えばさらにキレイに切れます

【継ぎ目処理】

処理剤の先端をクッションフロアの継ぎ目に入れ込んで隙間が埋めるように接着剤を入れます

しっかり埋め込むことで埃やゴミが溜まったり、剥がれたりを防ぎます

クッションフロアの注意点

作業は一気に行う

クッションフロアを貼るのにかかる時間は?

その人の経験値や手際の良さ、何人で作業するかによっても変わりますが

1人だとおおよそ一部屋で半日(2~3時間)、1Kで1日はかかると思います

私は時間が取れず3回に分けて行いましたが、これが失敗でした

時間を置くと作業する前に毎回床掃除の手間が発生したり

貼るコツを掴み直すのに手間取り大変でした

まとめて一気に行う方が効率的でおすすめです

肌の痒み・かぶれに注意

クッションフロアの中はガラス繊維の成分が含まれており直接触れると肌トラブルになります

私も手足がかぶれました。翌日には痒みは治まりましたが、数日真っ赤なままでした

作業後は肌トラブルは起きてないのでクッションフロアの使用自体は問題ないですが、

作業中は断面に触れたりカットしてガラス繊維が出て触れることがあるので要注意です

 

また、工場や倉庫から出荷されるので綺麗さや清潔状態はあまり期待できません

敏感肌の方は包装紙やクッションフロア表面の埃やダニでも肌トラブルのリスクがあります

私も開封の時点で既に痒かったです

作業は長袖長ズボンで行いましょう。埃も舞うのでマスク着用もおすすめです

テープ間隔に注意

接着面が少ないとクッションフロアがしっかり貼れず浮きの原因になってしまいます

作業後半になると手抜きしたくなりテープ間隔が空きがちになりますが、

あらかじめ貼る間隔を〇㎝と決めておくと手抜き防止になります

パターン柄は柄自体が目印になるので測らなくても良いのでおすすめです


以上、クッションフロアの貼り方とメリットデメリットでした

この記事が参考になれば幸いです

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